ゾウの時間、私の時間

主に読書のメモになります。音声入力なので誤字脱字が多そう。

ウィスキーは時間を飲む飲み物。栗林さんがかっこよすぎた件

松本人志さんの番組『クレージージャーニー』で、世界各国のウイスキーを求める栗林幸吉さんを特集していました。とっても面白かったので、備忘録的に記事に残します。
 
栗林さんが勤めている酒屋は目白田中屋というところで、ワールドウイスキーアワードにも選ばれたことのあるお店らしいです。是非一度は足を運んでみたいお店ですね。
 
で、栗林さんのかっこいい言葉があって「ウイスキーって時間を飲む飲み物」ということです。ウイスキーは樽による熟成が味の決め手で、スコッチウイスキーだと樽にいれて、3年たたないとウイスキーと認められないそうです。
 
☆☆☆
 
世界の5大ウィスキーってご存知でしょうか?
知らなかったのですが、世界の5大ウィスキーの1つが日本のウイスキーだったんですね。
 
今回の番組ではスコッチウイスキーについて紹介されており、アードナルブッカンという2013年に創業した蒸留所に行くのが栗林さんの目的でした。アードナルブッカンのウイスキーは、最低でも3年以上樽で熟成されるので、市場に出回るのはまだまだ先になりそうです。
 
☆☆☆
 
アイラ島のウィスキー
 
アイラ島はウィスキー伝説の島と言われ、淡路島と同じ面積なのにウイスキーの製造所が8箇所あります。そこには三大スコッチの1つ、ボウモアがあります。(1779年創業でアイラ島最古の蒸留所で、未だに最新の機械を導入せずに、昔ながらの作り方で作っているそうです。)
 
アイラ島のウィスキーにはボウモアの他にも
  • ラフロイグ(アイラの中でも強烈なピート感。チャールズ皇太子が愛飲)
  • ラガブーリン
  • アードベック(アイラ1のピート感。アードベギャーという熱狂的なファンがいます)
  • カリラ(アイラ1の生産量)
  • キルホーマン
  • ブルックラディ
  • ブナハーブン
など、有名なウイスキーが数々。ボウモアラフロイグ、アードベックは今まで飲んだことありました。
 
アイラ島ウイスキーにはすごい癖がありますか、その癖を作っているのが『ピート(泥炭)』で、アイラ島のピートは海藻が混じっているので、独特な匂いがするそうなのです。
 
☆☆☆
 
ウイスキーの製造工程
 
 アイラ島ウイスキーは、大麦を原料とするモルトウイスキーになります。
 
  1. 発芽 大麦に水分を含ませ発芽させます。大麦⇨大麦麦芽モルト)になり、これをモルティングと言います。
  2. 乾燥 ピートを燃やしてその熱と煙で乾燥させます。
  3. 糖化 モルトを粉々に混ぜて麦芽ジュースにした後、酵母を入れて糖分をアルコールに変えます。できたものを『もろみ』と言います。
  4. 発酵
  5. 蒸留 もろみを加熱してアルコールのみを集めます(水とアルコールの沸点の差を利用)。このとき集めたアルコールは透明です。
  6. 熟成 木の樽に入れて熟成を行います。これで透明のウイスキーが、琥珀色のウイスキーになります。
樽で味の6〜7割が決まると言われ、樽の種類にも
  • オーク樽
  • シェリー樽
  • バーボン樽
があります。
ここでまた栗林さんがかっこいいことを言いました。
ウイスキーは生まれも大事だけど育ちも大事。」
 
面白い番組でした〜是非一度栗林さんか店長を務めているお店に足を運ぼうと思います`・ω・´)”